
クライマーズ・ハイ
15:56

横山秀夫の小説が映画化される。
一昨年、NHKが佐藤浩一を主役にやったが大変面白かった。
(ごくたま〜に面白いドラマをやる、ハゲタカとか。その一つかな。)
再放送を何度かやっていたので、それなりに人気だったのだろう。
内容は、御巣鷹山の事件の真相を探る地元新聞記者の葛藤を描いたストーリー。
自身が警察付きの新聞記者だったこともあり、横山秀夫の作品はほとんど裁判や警察が絡んだ物である。
かといって単なる推理物に終わらないあたりが良い。
事件というものが被害者・加害者だけでなく、それ以外の権力や圧力によって作り上げられて行く過程がよく描かれている。
数年前に軽くヒットを飛ばした「半落ち」。
こちらも原作は彼である。
痴呆の妻を殺した夫の動機部分が次第に明らかになっていくストーリー。
短編集についてはそこまで突っ込んでないが、他の小説は一様に、人間の「正義(善)」と「悪」とは何かという哲学的なテーマが流れている。
法律とか決まりごとを超えた善とは何か。
「お前は、その時その時の判断を、状況に流されずに常に考えて行動しているのか?」
と問われているようズシッっとくる作品なのだ。
| 2008.06.16 Monday | 映画・DVD | - |
